投稿

9月, 2020の投稿を表示しています

アメリカで不育症 抗リン脂質抗体症候群だったんです 1

2人目を妊娠したのを機に、アメリカでの不育症、特に抗リン脂質抗体症候群での妊娠について書いていきたいと思います。 始めに、抗リン脂質抗体症候群で不育症とわかるまでに時間がかかりました。 子は授かりものだとゆっくり構えていましたが、いざ本格的に排卵検査でチェックしながら頑張っても、妊娠4週から7週で流産することが3回、これは普通じゃないかもと思い4回目の妊娠の時に産婦人科に予約しました。 アメリカでは大体妊娠8週くらいで初診します。 やはり4回目の妊娠も病院の予約日前に流れてしまいました。先生にこれまでの経緯を聞いて貰い、エコーで子宮と卵巣を診てもらったところどちらも問題なく、ちょうど排卵する時期だったのでもう一度子作りを試してみて、妊娠したらもっと早めに受診するということになりました。 5回目の妊娠、4週目で予約を取る電話をし、6週目で受診することになりました。エコーで 胎嚢を確認後、黄体ホルモン プロゲストロンの膣剤を処方され2週間後の妊娠8週で再受診することになりました。7週目で出血と痛みでまた流産かと落胆しつつも、8週目の受診を受けに病院へ行きました。エコーで診て貰うも やはり流産確定。 先生曰く、妊娠初期の流産はよくあること。でも連続2回までならいいけど、連続5回というのは調べるべき。不妊の原因はたくさんあるから消去法で見付けていきましょう。 と言うことで、ここで基本的な血液検査をして貰いました。血液検査の結果、血 栓症の疑いありとのことで、リウマチ内科で詳しく診て貰うための紹介状と同時に不妊治療専門のクリニックの紹介状も頂き原因追求へ乗り出しました。 後日、リウマチ内科で何の血栓症か詳しく調べて貰うため、血液検査の試験管15本分を取られました。 (余談ですが、比較的メジャーなプロテインS、全身性エリテマトーデスなど検査は保険が効きますが、マイナーな検査項目には保険がききませんでした。保険なしで5000ドル、保険が利いて2400ドルほどしました。た、高いです、、、、) 抗リン脂質抗体症候群患者の50%は全身性エリテマトーデスでもあるらしく結果が出るまで心配でした。 検査の結果、 原発性抗リン脂質抗体症候群 の項目に引っ掛かりました。3ヵ月後にもう一度引っ掛かった項目の血液検査をして、再度同じ結果だったので 原発性抗リン脂質抗体症候群と診断されました。 1回目